三軒茶屋の飲食店を掲載したフリーペーパー「セルプロ」が10月3日、創刊した。
発行元は三軒茶屋地域の飲食店による任意団体「三軒茶屋レストラン協会」で、ワインバル「ラポ」のソムリエ・山崎雅之さんが中心となり創刊。この10年で街の人気が落ちていると感じており、地域飲食店の活性化のために発行を決めたという。
創刊号は三軒茶屋の15店舗を掲載し、和食やイタリアンなどさまざまな店を紹介する。各店が自らページを制作するなど、セルフプロデュース感の詰まった内容となっている。
発行部数は5000部。三軒茶屋のパブリックシアター、TSUTAYA、auショップ、文教堂、美容院などで配布し、発行は年2回を予定する。
山崎さんは「三軒茶屋は個人経営の小さな店が多い。ただ、小さいために入りにくく、駅から遠いなど不利な状況もあるので、客との橋渡しをしたい」と話す。
次号は2016年4月発行予定。今後は三軒茶屋以外での配布も目指すという。