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三軒茶屋の老舗イタリアン「グッチーナ」がリニューアル 店名「ヒラーリ」に

「イタリア産黒トリュフのピエモンテ風(バターソース) タヤリン」

「イタリア産黒トリュフのピエモンテ風(バターソース) タヤリン」

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 三軒茶屋で24年間愛されたイタリア料理店「グッチーナ」が、「ヒラーリ(世田谷区三軒茶屋1、TEL03-3795-5587)と名を変え、新装オープンして5カ月がたった。

オーナーの平雄次さん

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 鮮やかな黄色いテーブルクロスがカジュアルな雰囲気の1階に対し、2階はシックな赤いクロスを使った落ち着いた空間。

 オーナーの平雄次さんは料理人を経て、現在は自らホールに立ち接客を務める。「料理だけではなく『空間』も楽しんでほしい。個人のニーズに合わせて、より適切な場を提供したい」との思いが込められているという。

 日本の四季を融合させたイタリア郷土料理を提供。特に素材にはこだわり、季節やその日の仕入れによってメニューは変わる。

 この時期のメニューは「フランス産ホワイトアスパラと函館の桜マスのソテー」(1,800円)、「ムール貝の白ワイン蒸し」(1,400円)、「福岡県産黒毛和牛ふるの牛のタリアータ(イタリア風ステーキ)」(3,600円)など。人気のパスタは「イタリア産黒トリュフのピエモンテ風(バターソース) タヤリン」(2,200円)、「函館直送クリガニを使ったトマトソースのリングイネ」(1,800円)など、旬の食材を使用。ワインは300~400種類をそろえる(グラス=600円~、ボトル=3,000円~)。

 ランチ(平日)は、前菜、パスタ、デザート3点盛り、カフェがセットになった「Aコース」(2,100円)、「パスタランチ」(1,000円)など。

 平さんは「イタリアを訪れた際、イタリアと日本両方の良さを感じた。イタリアの食材だけではなく、新鮮な日本の食材をふんだんに使い、日本人にしか作ることのできない『日本らしい表現』を心掛けている。グッチーナの魅力は受け継ぎつつ、より良いものを提供し、世界一愛されるお店を目指したい」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~22時。月曜定休。

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