三軒茶屋・世田谷パブリックシアター(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で2月27日から、ダンス公演「ファーザー」が行われる。主催はせたがや文化財団。
悲しみと美しさに満ちたステージ(撮影:Herman Sorgeloos)
出演するのは、ベルギー発のダンスカンパニー「ピーピング・トム」。同カンパニーは身体能力の高さと独創的なスタイルによる公演で高い評価を受けている。
2009年の「Le Sous Sol/土の下」、2010年「ヴァンデンブランデン通り32番地」、2014年「A Louer/フォー・レント」と、世田谷パブリックシアターにより継続的に招かれ、今回が3年ぶりの来日となる。
今回の作品では、街の片隅にひっそりと建つ老人ホームを舞台に、虚実の入り交じった世界を表現するという。劇場ごとに現地キャストを募るのも同カンパニーの舞台の特徴。今回は60~70代のシニアキャストがエキストラとして出演する。
世田谷パブリックシアターの担当者は「スリリングな感動を味わってほしい」と話す。
開演時間は19時30分。入場料は、一般=5,000円、ペア=9,000円(前売りのみ)、高校生以下=2,500円(当日年齢確認できるものの提示が必要)、U24=2,500円(オンラインのみ)。問い合わせは世田谷パブリックシアターチケットセンター(TEL 03-5432-1515)まで。公演は3月1日まで。