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インタビュー2016-12-28

堀江貴文さん・直撃インタビュー「漫画は『時短で最強』。作り手はSNSで発信を」

 ライブドア元社長の実業家で、無類の漫画好きとして知られる堀江貴文さんが12月31日、KADOKAWAよりビジネス本「面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった」を発表します。そこで、三軒茶屋経済新聞編集部は12月27日、「TSUTAYA 三軒茶屋店」(世田谷区太子堂4)で行われた漫画トークイベント終了後に堀江さんを直撃、話を聞きました。

「1ページあたりの情報量が多い」

 ――新刊では、漫画を「最強メディア」と評していますが、その理由を教えてください。

 「時短メディア」だからですね。漫画は1ページあたりの情報量が多いので、情報を早く吸収することができます。字を認知する脳の部分と、画像を認知する脳の部分は違うので、それを並列処理できる感覚ですね。

 ――堀江さんは書籍を多く読まれているイメージがありますが、現在、漫画とどちらを多く読まれていますか。

 昔から圧倒的に漫画ですよ。書籍が多かったのは、刑務所にいた時だけ(笑)。「漫画を読むと馬鹿になる」という人がいまだにいますが、俺は漫画でいろいろなことを知ったからよく理解できませんね。

 ――ひと月にどのくらい読まれているのですか。

 正確には分からないですね。出張時には(kindleに)ダウンロードしまくっていますけど、100冊も読んでいないと思います。 

 ――普段はスマホで読んでいるのですか。

 ほとんどスマホのkindleで読んでいます。紙のほうは献本がある場合とか、空港とかで本屋に寄った時ぐらいかな。版元からも、なるべくPDFファイルで貰うようにしています。あと、紙でしか出ていない漫画はしょうがなく。いい加減、紙だけというのは止めて欲しいんですよねぇ。電子版あったら俺買うから先に出してよ、っていう(笑)。

「弱いダメ人間が出てくる作品が好き」

 ――堀江さんが他人に漫画を薦める際には、どういった作品を薦めていますか。

 俺が面白いって思ったものなら、ジャンルレスで何でも薦めていますね。

 そばにいた関係者「堀江さんの漫画レビューを見ていただければ、傾向はある程度つかめます。堀江さんは『水色の部屋』や『最強伝説黒沢』のような、『弱いダメ人間』が出てくる漫画が結構好きですよね」

 そうだね。

 ――なぜ「弱いダメ人間」が出てくる作品が好きなのですか。

 自分のことを弱い人間だと思っているからです。

 ――SNS上の発言などを見る限り、「強い人間」のイメージがあります。

 そんなことはないですよ。俺も(人生を)一歩間違えたら、こういった漫画の主人公のようになってしまうかもしれないし。

 同関係者「あと、鉄道ジャンル好きですよね」

 まあまあかな。誰も読まないような鉄道漫画とか読んでますけど。俺、実は「鉄子の旅」に出たいんですよ。なにか一緒にやれたらいいねと、担当編集者と話してます。

「粗削りでもいいから、才能のある人を」

 ――今後の漫画界はどうなっていくと思いますか。

 SNS主導の作品がもっと出てくるんじゃないでしょうか。漫画アプリ発っていうよりは、おそらくTwitter発とかInstagram発とかみたいな、オープンなメディアで投稿された作品が爆発的に増えて、そこからヒットが生まれてくると思います。

 (グルメアプリの)「TERIYAKI」を運営しているんですが、そこで年間大賞に選ばれた東麻布の「天本」というお寿司屋さんがありまして、この半年でミシュランの二つ星に選ばれたんですね。なんでかというと、(吉祥寺にある人気焼き肉店「肉山」の店主である)光山さんとかがSNSですごい推してて、それで半年で一気に有名になって、ミシュランに選ばれた。そういうのが今風だなと。

 知人の漫画編集者のところに、既存の大手メディアの人間たちが来て、いろいろ話したらしいのですが、彼らの考え方があまりにもメジャー志向でびっくりしたと聞いたことがあります。それは今風じゃない。だから(WEB漫画の)「左利きのエレン」とかもそうですけど、SNSとかで粗削りでもいいから才能のある人たちが出てくるといいですし、今後そうなっていくんじゃないかと思います(終)。

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