スパイスカレー専門店「虜-TORIKO-」(世田谷区太子堂4)が4月4日、三軒茶屋にオープンした。
シェフの大谷一仁さんは東京消防庁に8年勤務し、3年前から趣味で始めたボディービルで栄養学を学んだ。「減量のときに必要な栄養を学び、スパイスから作る高タンパク低脂質なスパイスカレー作りのとりこになった」という。大谷さんの作るスパイスカレーが同僚に人気だったことから独立を決意。今年3月に同庁を退職した。
コンセプトは「毎日食べれるカレー」。「トレーニングや減量中の方などの手助けができるよう、ヘルシーさにこだわった。コク深く、日本人の味覚にも合うようにだしを使い、スパイスを融合することによって生まれた新ジャンルのスパイスカレーをご提供する」と大谷さん。
メニューは、野菜、肉、7種スパイス、和風だしを使ったグルテンフリーの「虜curry」、旬の食材を合わせただしとスパイスを使った創作スパイスカレー「日替わりSpice curry」(以上1,000円)など。
新型コロナウイルスの影響によりデリバリーサービスも開始したが、申請の許可に時間がかかる都合上「消防士で培った体力を武器に、2カ月ほどは自分で自転車をこいで配達する予定」だと話す。
営業時間は11時~15時。