展覧会「渦巻く智恵 未来の民具 しめかざり」が現在、三軒茶屋キャロットタワー内の施設「生活工房」(世田谷区太子堂4)で開催されている。
企画制作をしたグラフィックデザイナーの森須磨子さんは、日本各地のしめ飾りについての研究を行っており、20年ほど「しめかざり探訪」として日本中を歩いてきた。
同展では、森さんがリサーチしてきたしめ飾りの中から約100点を展示紹介し、風土に根差した素材や形、そこに込められた先人の知恵を探る。
担当者の大竹嘉彦さんは「想像していたよりも20~30代の来場者が多く、驚いている。物販の売れ行きも大変好調で、幅広い年代の方に好評を頂いている」と話す。
開催時間は10時~18時。月曜定休。入場無料。12月27日まで。アンケートに回答した毎日先着15人に「輪飾り」を進呈する。