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三茶の鹿児島焼酎バーが9周年-60種類の薩摩焼酎と郷土料理

店のおすすめの薩摩焼酎。左から「三岳」、「純黒」(各550円)、「伊佐美」(650円)

店のおすすめの薩摩焼酎。左から「三岳」、「純黒」(各550円)、「伊佐美」(650円)

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 三軒茶屋駅から徒歩3分の場所にある鹿児島焼酎バー「さつまDining 5:5」(世田谷区三軒茶屋1、TEL 03-3422-5529)が、6月で9周年を迎えた。店舗面積は10坪。席数は18席で、うちカウンターが8席。

店内には、50~60種類の薩摩焼酎を用意。

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 開店の経緯について、「郷土愛から、出身地である鹿児島の郷土料理と焼酎を取り扱うお店を開いた」と話す店主の福ヶ迫忍(ふくがさこしのぶ)さん。暗めの照明にこだわり、1人での利用もしやすい雰囲気が特徴。

 同店では、50~60種類の鹿児島の芋焼酎を取り扱う。価格は1杯550~750円。焼酎に詳しくない客には、好みに合わせて店主が選んで出す。おすすめは、強い芋の風味を楽しめる「純黒」や、水が奇麗な屋久島で作られ、芋焼酎が苦手な人でも飲みやすい「三岳」、家族経営の小さな蔵で作られるため、なかなか手に入らない「八幡」(以上550円)など。

 飲み方は、店名の由来にもなっている「5:5」で割るお湯割りを勧める。「鹿児島の人は、冬でも夏でも焼酎をお湯割りで飲む人が多い。好き嫌いが分かれるところではあるが、お湯で割ると飲む瞬間に芋のうま味が香りとともに味わえるので、芋焼酎が好きな人にはたまらない飲み方」と福ヶ迫さん。焼酎をグラスになみなみと注ぐ鹿児島スタイルも同店の特徴だ。

 料理は鹿児島の郷土料理が中心。おすすめは、「おやじの地鶏タタキ~ニンニク醤油漬~」(550円)や「自家製3種のさつまあげ」(650円)など。2、3カ月に1度出される珍メニュー「奥さんお手製のカレーライス」(700円)は、スパイスをふんだんに使った辛さが常連客から好評だという。

 今後の展望について、「10周年を目指して頑張っていきたい」と意気込みを話し、「三茶で焼酎を飲む機会があれば、ぜひ立ち寄ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は19時~翌3時。

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