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池尻大橋・ものづくり学校が11周年記念祭-カレーパン祭りブースも

地域住民や郊外からも多くの人が訪れる「ものづくり学校」

地域住民や郊外からも多くの人が訪れる「ものづくり学校」

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 世田谷ものづくり学校(世田谷区池尻2、TEL 03-5481-9011)で9月7日、11周年イベント「IID 11th Anniversary Fest.『New Season』」が開催される。

幅広い世代が集まる-過去イベントのようす。

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 2004年に世田谷区立池尻中学校の廃校再生プロジェクトとして利用が始まった同施設。「ものづくり」を軸にしたワークショップイベントの開催や、さまざまな分野のクリエーターの「仕事場」として教室を開放するなど、「学ぶ・遊ぶ・働く」ことを通じて「人と地域産業の関わり合い」を深めるための取り組みを行ってきた。

 同イベントでは、テーマを「地域(世田谷)」と「ものづくり」とし、地域住民を中心に子どもから大人まで、誰でも気軽に楽しんでもらえるようにと無料・低価格の体験ブースを用意する。その中で行われる「3Dスキャン体験」では、実際に3Dスキャナーでスキャンした自分の顔を3Dデータで見る機会を提供。同時にスタンプラリーを行い、「当たり」を出した人には3Dプリンター体験、簡単にスキャンデータを編集・変形できるペン型機器「フリーフォーム」の体験がプレゼントする。その他、自分だけのオリジナル製品が作れる「スノードーム作り」や、イラストレーターのイラストをモチーフにして、組み立てて遊べる紙のプロダクト「組み立てアクセ」などを開催。

 屋外では「せたがやマーケット」と、10月開催予定の「世田谷パン祭り2014」と「世田谷カレーパン祭り」のブースを出店。「NOZY COFFEE(ノージーコーヒー)」(下馬2)や「GLOBE(グローブ)」(池尻2)といったカフェや、パン店の「シニフィアン・シニフィエ」(下馬2)、「ラヂオ焼き」(三軒茶屋2)など、近隣の飲食店が数多く参加する。

 今秋には施設内を一部改装し、新たなクリエーターの入居や、一般の人もレンタルが可能なパブリックスペースの設備を導入予定。「世田谷の産業の活性・育成」を目的に、イベントやワークショップも随時実施する。

 「当日はクリエーターズオフィスの見学も可能なので、『ものづくりの仕事現場』として活用されていることをイベントで知ってもらえたら」と企画室・広報担当の大前敬文(たかふみ)さん。「今後も世田谷区、そして幅広く一般の人に訪れてもらうことで、遊びを学びに、学びから遊びへ、時には遊びを仕事へつなげられるようなワークショップコンテンツを運営していきたい」と展望を語る。

開催時間は11時~17時。入場無料。

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