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池尻のシェアスペース「レインボー倉庫2」が1周年-新しい集いの空間へ

入口からみた倉庫内のようす-左手は共有スペース

入口からみた倉庫内のようす-左手は共有スペース

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 池尻大橋のシェアスペース「レインボー倉庫2」(目黒区東山3、TEL 03-6447-1920)が9月、1周年を迎える。

倉庫内で行われたイベントのようす。

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 24時間使える倉庫内に、コーヒー店やネイルサロンなどさまざまな店舗が入居する同施設。敷地面積は50坪。シェアスペースは16室を備える。

 同じ趣味を持つ人や、普段の生活の中では出会うことのない人たちが、気軽に集まれるスペースを作りたいとの思いから生まれた同施設。単なる倉庫としての利用だけでなく制作に携わる駆け出しの人、これから何かを新しく始めていく人たちを応援する場としての運用を図る。コンセプトは「それぞれが出会い、虹のように7色、それ以上の色を放つ場所」。

 入居者同士の距離感を大事にするため、各ブースの天井には続き窓を設置するほか、少しすき間を空けるなど、密室ではなくお互いの気配や存在を感じることができるようになっている。ブースはメンバーの用途や好みに合わせ改装も自由に行うことができるほか、新たなコミュニティーや情報発信の場になるようにと共有スペースも設けている。

 同所にオープンした理由について、担当者の石渡由美さんは「当初はもっと広いエリアを探していたが、池尻大橋の空気感にほれ込んで決めた。品があり、落ち着いており、少しマイナーで便利な場所。近くに公園がたくさんあり、緑の風や土地の空気がとても心地よく感じたのも決め手」と話す。

 テナント入居者は、オフィスやバイクガレージ利用者のほか、陶芸作家、料理写真家、ネイリスト、グラフィックデザイナーなど、年齢や趣味・分野も異なりさまざま。

 今後の展望について石渡さんは「現在は池尻大橋と横浜の2拠点だが、日本全国にレインボー倉庫を展開していきたい。全国の倉庫メンバーが一堂に会してのお祭りや、レインボーフェスティバルを開催することも目標」と話す。「レインボー倉庫の可能性は無限大で、入居者が自由なアイデアで使ってもらえたら。ここでしか得られない非日常的な空間、大人の秘密基地のような空気を感じに、一度足を運んでほしい」とも。

 今後は、倉庫全体を使ったイベントや共有部でのワークショップなども不定期で開く予定という。

 営業日時は店舗ごと異なる。

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