食べる 暮らす・働く 学ぶ・知る

三軒茶屋で「ぐるり瀬戸内コラボフェスタ」―2日間で1万1000人の人出

世田谷区商店街連合会のマスコット「が~やん」も、三軒茶屋銀座商店街振興組合の飯島祥夫理事長とともにお出迎え (撮影:中嶋琢)

世田谷区商店街連合会のマスコット「が~やん」も、三軒茶屋銀座商店街振興組合の飯島祥夫理事長とともにお出迎え (撮影:中嶋琢)

  • 0

  •  

 三軒茶屋の「ふれあい広場」で11月15日・16日、「第 2回ぐるり瀬戸内コラボフェスタ~山口ぶちうまいもんフェア~」が開催された。主催は三軒茶屋銀座商店街振興組合(世田谷区太子堂)。

大きな鍋で作る迫力満点の「ふぐ鍋」(撮影:中嶋琢)

[広告]

 「瀬戸内県」のさまざまな商品を販売する「ぐるり瀬戸内コラボフェスタ」の第2弾。会場には山口県特産の商品を使ったキッチンカーなどが多数出店し、2日間で1万1000人の人出を記録するなど多くの来場者でにぎわった。特に好評だったのは地元の板前さんが作る1日限定1000食の「ふぐ鍋」で、1時間に100杯ペースの売れ行きだったという。2日間ともイベント終了時刻前に予定数を完売した。

 同イベントで山口県側の取りまとめを行った担当者の下関唐戸市場の道中哲也さんは「今回初めての試みだったが、思った以上の売れ行きだった。来場者の中には山口県出身の方も数人見えて、地元の話に花が咲いたりと、思わぬうれしい出会いも有った」と話す。

 また、岩国市の村重酒造の髙本泰也さんは「普段は百貨店さんとの取引が多く、地域の方と交流できる機会はめったにないので楽しみにして参加した。お酒に詳しい方が多く見え、試飲して気に入ったものを購入していただけた。味の分かる方々に受け入れていただけるのはうれしい」と話す。販売した約10種類のうち、3種類のお酒は持参した各約50本が初日に完売した。

 主催した三軒茶屋銀座商店街振興組合の飯島祥夫理事長は「世田谷区の人が中心だが、埼玉など遠方から来てくださった方もちらほら。今後は県人会の方々とも交流を深めてイベントを盛り上げていきたい」など意欲を見せる。

 次回開催は来年1月24日・25日。広島とのコラボイベントを実施する予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース