三軒茶屋にブルーボトルコーヒー 10月27日オープン、築50年の「茶屋」目指す

「ブルーボトルコーヒー 三軒茶屋カフェ」の店舗イメージ

「ブルーボトルコーヒー 三軒茶屋カフェ」の店舗イメージ

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 「ブルーボトルコーヒー 三軒茶屋カフェ」(世田谷区三軒茶屋1)が10月27日、オープンする。運営はブルーボトルコーヒージャパン(江東区)。

書籍「The Blue Bottle Craft of Coffee」

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 国内7店舗目で、店舗面積は93.97平方メートル、座席数は33席。同店は50年前に作られた旧診療所「伊藤医院」をリノベーションしたスペースを使用している。カフェの奥には庭があり、コンクリートを基調とした空間と緑の生い茂るコントラストが特徴的で、四季の移ろいを感じながらコーヒーを楽しむことができる。

 使用する豆は、清澄白河ロースタリ-&カフェにあるロースタリーで焙煎したもの。コーヒーは注文を受けてから一杯ずついれる。

 同社の広報担当者は三軒茶屋に出店する理由について、「新しさと華やかさがありながら、古い商店街が残り、昭和レトロな下町の風情を感じたから」と話す。「3代にわたって三軒茶屋に住むオーナーの『旧診療所に新しい価値を与え、コミュニティーをつないでいける場所にしたい』という思いに共感したから」とも。

 ブルーボトルコーヒージャパンでは、同店を三軒「茶屋」の名のとおり、「茶屋=休憩所」と位置づけ、コーヒーを楽しめるスペースとして提案していく構え。

 なお、2012年にアメリカで発売したブルーボトルコーヒーの創業ストーリーやコーヒーの栽培・焙煎・抽出について描いた書籍「The Blue Bottle Craft of Coffee」の日本語版も同日発売する。

 営業時間は8時~19時。

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