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三軒茶屋で記録映像の展覧会 昭和30~50年代、世田谷の風景を公開

幼稚園、明大前の駅、京王遊園/1960年5月24日

幼稚園、明大前の駅、京王遊園/1960年5月24日

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 三軒茶屋のキャロットタワー(世田谷区太子堂4)3階「生活工房ギャラリー」で10月21日から、「穴アーカイブ 世田谷の8ミリフィルムにさぐる」が開催される。

1961年5月に撮影された向ヶ丘遊園

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 「穴アーカイブ」は、かつての世田谷の町並みや人々の生活が記録された8ミリフィルムを共有財と捉え、収集・公開・保存・活用するデジタルアーカイブプロジェクト。2015年から始まり、これまで大学やボランティアサポーター、フィルム提供者などが参加してきた。

 今回、30人超のフィルム提供者から集められた映像全81本(合計12時間以上)を上映。昭和30~50年代の駒沢オリンピック公園や向ヶ丘遊園のウオーターシュート、廃線間近の玉川電車など、世田谷周辺を記録した映像を見ることができる。アーカイブに関する疑問にも答える。

 加えて、戦前・戦中の8ミリフィルム映像も紹介。11月3日の関連イベント「8ミリフィルム鑑賞会 vol.3」では、フィルム提供者の解説を交えながら、2017年度にデジタル化した映像を上映する。

 生活工房は「近年、耳にする機会の増えた『アーカイブ』を別の側面から捉え直すことで、私たちの生活とアーカイブの関わりを考える」としている。

 開催時間は9時~20時。入場無料。11月5日まで。

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