三軒茶屋でサイエンスカフェ 半年ぶりの開催、「未来の科学技術について」テーマに

過去開催の様子

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 学習塾「ソラオト」(世田谷区太子堂1、TEL 03-6453-4545)で12月2日、サイエンスカフェ「ソラオトカフェ」が開催される。

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 科学について市民と専門家が菓子やコーヒーを片手に話し合う同イベント。同塾では2014年2月から隔月で開催しており、今回で21回目。前回から半年ぶりの開催となる。対象は社会人や大学生。

 同塾スタッフの奥野貴俊さんは「ソラオトカフェの立ち位置や枠組みがこれまでの開催で分かってきたということもあり、このまま続けてもテーマが変わるだけになってしまうという感覚があった」とブランクの理由を話す。

 当日は、青山学院大学社会情報学研究科博士後期課程在学中の小泉千尋さんを講師に招き、「未来の科学技術について」をテーマに展開する。「小泉さんはサイエンスコミュニケーション(特にサイエンスカフェ)の在り方について以前から長らく考えてきた人。小泉さんが主体となって開催すれば、私たちや参加者の固定観念を崩してくれるのではないかと期待している」と奥野さん。

 「今回は従来の講義形式をとらず、参加者にさまざまな仕掛けを使って未来の科学技術に思いをはせ、自由に意見を出し合うといった場をつくるのがメイン」とも。

 「参加者の皆さんが日ごろから思い描いている科学技術について感じていることを話してもらい、それを聞きながら、新たな発見や他の意見との違いに気づく場となってほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は16時~18時。参加費は1,500円。定員は先着15人。申し込み・問い合わせは電話かメールで受け付ける。イベント終了後は忘年会(参加費4,000円前後)も予定する。

 なお、奥野さんは9月に共著「MATLABではじめるプログラミング教室」(コロナ社)を発表している。

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