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池尻大橋のバーが5周年 講師からバーテンダーへ「音楽と酒の融合」目指す

店長の栗須さんが選曲するBGMが流れる店内

店長の栗須さんが選曲するBGMが流れる店内

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 池尻大橋のダイニングバー「アルルカン」(世田谷区池尻3、TEL 03-3414-5051)が7月27日、オープン5周年を迎えた。

チャーミングな人柄が親しみやすい栗須勇気さん

 店長の栗須勇気さんは元・楽器製作の専門学校講師。店内には栗須さんがシチュエーションに合わせて選曲したBGMが流れ、ギターやアンプも置いている。音楽業界の業界人も多く足を運んでいるという。

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 「元来のお酒好きも手伝い、音楽とお酒の融合を将来の仕事にしたいと思った。3年間務めた講師を辞めて、学芸大学で飲食に従事した」と栗須さん。居酒屋で和食を勉強した後、同店の姉妹店「トリッキーズ」(目黒区)でバーテンダーを志し、2013年7月に同店の店長としてカウンターに立った。

 順調にキャリアを積み重ねていったかに思えたが、開店からは苦労の連続だったという。「やはり最初の一年間は厳しかった。自身も20代後半で未熟な点も多く、すぐにはお客さんが付かず、悩みと不安の毎日。店をたたむことも話に出た」。転機は1周年を迎えた頃からだった。「1周年を迎えたころからようやく街に認知され始め、常連さんが付き、その常連さんたちがつながった。『なるほど、人と人とを紡ぐのが街のバーの楽しみ方、楽しませ方なんだな』と気付いた。毎年のことだが、周年を迎える時は感慨深いものがある。それを迎えられたのはお客さま、同じ街の同業者の皆さまの支えがあってこそ。この街に感謝したい」と5年間を振り返る。

 近所に住む男性常連客の進藤一樹さんは「やっぱりクリやん(栗須さん)の人柄。一見さんにも優しいし、お客さん同士をうまくつなげてくれるから、みんな仲良し。居心地がよくて週2日は通っている」とグラスを片手に栗須さんの魅力を語る。

 ドリンクは、キンキンに冷やした「フォアローゼズ ハイボール」(600円)、「ブリュードッグ社 パンクIPA」(1,000円)、「セレッタカイピリーニャ」(1,100円)など、ビールやカクテルを豊富にそろえる。フードメニューは「今日のポテトサラダ」(500円)「自家製レーズンバター」(700円)「揚げ鶏 油淋鶏ソース」(900円)「ベーコンガーリックピザ」(1,000円)など。

 今後について栗須さんは「池尻大橋、三宿を愛している気持ちはどこのお店にも負けない。10周年を目標に街全体を共に盛り上げていけるよう、がんばりたい」と意気込む。

 営業時間は20時~翌5時。