ワーキングスペース「三茶WORK」(世田谷区)が、三軒茶屋の茶沢通りにオープンする。
同スペースは、三軒茶屋にゆかりのあるデザイナー、ライター、ウェブエンジニア、経営コンサルタント、税理士、飲食業経営者など10人以上の有志が集まり企画・立ち上げを行っている。
有志の一人でフリーランス戦略コンサルタントの吉田亮介さんは、コンセプトについて「三茶に暮らす人たちが資金やスキル、アイデアを持ち寄って作る、三茶を楽しむ人のための仕事場。好きな三茶で楽しく仕事ができることはもちろん、三茶で仕事をするさまざまな人が集い、語らい、新たなWORKが生まれていく、そんな場を目指している」と話す。
そのほか「三軒茶屋の街と人の交差をつくる」ことも狙いだという。「ワークスペースを使う人だけではなく、三茶が好きな人、三茶に暮らす人、三茶でお店や会社をやっている人、三茶で何かを始めたい人、いろいろな人と情報が出会い、交わり、そこから何かを始めたり、仕掛けたりするきっかけと仲間が生まれていけば」と吉田さん。
4階はワークスペース。ゆとりを確保した固定席とフリー席をベースに、最大6人で使える会議室や電話ブース、個人ロッカーなどをそろえる。中央のカウンターテーブルにはコーヒーを入れられる場所を設ける予定。
3階はキッチンが併設された「茶や」空間。インドの予防医学「アーユルヴェーダ」をベースにしたチャイやスパイスティーを提供するケータリング店「eatreat.」が、三軒茶屋の青果店「三茶ファーム」の季節野菜を使った「一汁三菜ランチ」を会員向けに提供する(平日のみ)。会員以外にも開かれカフェ利用もできる。
開設予定日は6月以降。営業時間・料金などは未定。現在、クラウドファンディングで立ち上げ・運営資金の調達を行っている。4月28日まで。