フォトスタジオ「Studio366」(世田谷区太子堂1)が三軒茶屋にオープンして3カ月がたった。
スタジオ名の由来は「366日ごとのお客さまとの再会を願う」。店主の工藤賢一さんは「特定の記念イベントに特化して撮る写真館ではなく、一つのご家族で、マタニティ、ベビー、キッズ、ファミリー、シニアと世代をつないでお付き合いさせていただける、昔ながらの写真館スタイルの現代版を実現できれば」と話す。
同店の特徴は、育児に励むママ写真家チームが担当するマタニティ・ベビー撮影。ベビー撮影では、「生まれたままの赤ちゃんが不意に見せる一瞬の表情を待ったり、時には引き出したりする。撮影アクシデントにもとれる赤ちゃんのおしっこも、水滴レベルで捉え作品に同化させる技術と集中力を芯に置いている」という。
同店に在籍する写真家で、2歳と4歳の子を持つ母親という尾和可奈子さんは、これまでコマーシャルフォト業界で多くのベビー撮影に携わってきた。同店ではマタニティフォトを担当し、これから出産に向かう女性たちへの応援メッセージを同店ホームページで発信している。
工藤さんは「ファミリー・キッズ撮影は楽しくカジュアルに、元気なお子さまをセットやシーンの型にはめず、一緒になって飛んだり跳ねたり、楽しく撮影することをモットーにしている。家庭に一生飾れる『家族アート』として楽しんでいただける、お客さまと一体になっての作品作りを心掛けている。気軽にお越しいただければ」と話す。
営業時間は10時~18時。