食べる 学ぶ・知る

三軒茶屋の鉄板焼き店がリニューアル 日本酒100種類、よく合う珍味も

酒器が並ぶ「棚」が入り口

酒器が並ぶ「棚」が入り口

  • 22

  •  

 三軒茶屋の鉄板焼き店「三茶氣(さんちゃき)」(世田谷区三軒茶屋2、TEL 03-5779-3338)が5月6日、「炉端 鉄板焼と日本酒 氣ウラ(きうら)」としてリニューアルオープンした。運営はエイジアキッチン(渋谷区)。

坂梨隼人さん(右)とスタッフ

[広告]

 「三茶氣」の名で13年間、営業していた同店。今回、築60年の古民家をリノベーションし、「氣ウラ」としてオープンした。収容人数は約65人。

 リニューアルに際して力を入れたのは日本酒。仕入れ先を「かがた屋酒店」(品川区)に絞り、約100種類をそろえる。入り口を酒販店に見立て、酒を保管した冷蔵庫や酒器を並べた棚を配置。庫内の日本酒(4合瓶)は販売価格プラス1,500円(一部5,000円)で、店内でも提供するという。

 同店の坂梨隼人さんは「『珍しい』だけを基準にせず、自分がおいしいと感じた好きな日本酒を集めるよう心掛けている。お客さまの好みなど、どんなリクエストにも極力応えられるよう幅広く仕入れている」と話す。

 日本酒は「鍋島」(500円~)、「紀土(キッド)」(500円~)など。

 料理は、「とん平チーズ焼き」(600円)や「とろふわ明太チーズスフレオムレツ」(780円)など「三茶氣」時代に提供していた鉄板焼きに加え、珍味や酒粕を使った「日本酒に合う料理」(坂梨さん)を用意する。宮崎県産黒毛和牛「尾崎牛のタタキ」(1,780円)や「岩中豚味噌(みそ)漬け焼き」(880円)などの肉料理も人気という。

 坂梨さんは「夏に向けさっぱりした日本酒も入荷しており、好みに合わせてバランスの良いものを提供できる。軽いおつまみもあるので二軒目使いにもぜひ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は17時30分~翌2時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース