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三軒茶屋のフレンチ2店が店舗入れ替え エリアの縁で同日再オープン

新しい店舗の「リッカ」(右)と「ラ・ボワット・アン・ボワ」(左)

新しい店舗の「リッカ」(右)と「ラ・ボワット・アン・ボワ」(左)

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 三軒茶屋にあったワイン食堂「Rikka(リッカ)」(世田谷区駒沢2、TEL 03-3410-9921)と駒沢のフランス小料理店「La Boite en Bois(ラ・ボワット・アン・ボワ)」(三軒茶屋2、TEL 03-6802-7307)が相互に店舗移転、再オープンして1カ月がたった。

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 カスエラ料理が主力のリッカと、フランス料理店ラ・ボワット・アン・ボワ。双方が移転を考え物件を探していた際、お互いの店を知り、「店舗のチェンジ」という形を取ったという。同時に移転・開店したため、リニューアルオープンはいずれも6月23日。メニューやコンセプトは変えず、場所のみを変更したという。

 リッカは、スペインの土鍋「カスエラ」を使った料理とフランス料理を提供するワイン食堂。今年1月に3周年を迎えた。「季節野菜のバーニャカウダ~甘エビ丸ごとソース~」「お肉のオードブル盛り合わせシャルキュトリー」(以上600円~)、「海の幸たっぷりブイヤベース」(1,580円~)など、「ワインに合うこと」にこだわったメニューを用意する。

 シェフの関森丈裕さんは「駒沢に移ってさらに使いやすい店になった。これからも年代にかかわらず誰もが来店しやすい、使い勝手の良いビストロを目指したい」と話す。

 一方のラ・ボワット・アン・ボワは駒沢に2008年3月にオープン。素材にこだわり、魚介は神奈川の小田原早川漁港から直送、肉は「生産者のこだわりが見えるもの」、野菜は店主・青木崇さんがおいしいと思った、広島・比婆市のものを中心に使うという。

 メニューは「エスカルゴの香草バター焼き」「パテ・ド・カンパーニュ」(以上950円)などのオードブルのほか、しっかりした食事として日替わりで鮮魚メニュー(1,500円~)や「フランスシャラン産カモのもも肉のコンフィ」(1,800円)、「牛肉の赤ワイン煮バジル&ガーリック風味」(2,500円)など。11日からはランチ(1,500円~)を再開。「ローストビーフ丼(しょうゆと野菜のタレ)」「ハヤシライスローストビーフ添え」など、和牛ランプ肉を使ったローストビーフを中心に用意する。

 今回の移転について、青木さんは「初めて働いたレストランと街並みや条件が似ていたので、同じような場所でチャレンジすることを決めた。近隣の店と協力して街の発展に貢献したい」と話す。

 営業時間は、リッカ=11時45分~14時30分(水曜~日曜のみ営業)、18時~24時(日曜は23時まで)、月曜定休。ラ・ボワット・アン・ボワ=11時30分~14時、18時~24時。日曜定休。

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