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三茶で野村萬斎さん演出・出演舞台-「ドン・キホーテ」を下地に能・狂言を融合

三茶で野村萬斎さん演出・出演舞台-「ドン・キホーテ」を下地に能・狂言を融合

ドン・キホーテを演じる野村萬斎さん。撮影=久家靖秀

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 三軒茶屋の「世田谷パブリックシアター」(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で3月3日、野村萬斎さん演出・出演の公演「神なき国の騎士-あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?」が始まる。

 野村さんは、2002年に世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任。「地域性、同時代性、普遍性」「伝統演劇と現代演劇の融合」「総合的な舞台芸術『トータルシアター』を指向する」という3つの柱に基づき、数々の新たな作品を手掛けてきた。これまでにも、「まちがいの狂言(間違いの喜劇より)」「国盗人(リチャード3世より)」「マクベス」など、W・シェイクスピア作品に能・狂言の独自の発想を融合させた作品を意欲的に創作している。

 同作品は、W・シェイクスピアと同時代を生きたスペインの作家セルバンテスの代表作「ドン・キホーテ」を基に、オリジナルの物語を創作した。戯曲を担当したのは、2012年に「4 four」で「第16回鶴屋南北戯曲賞・第63回芸術選奨文部科学大臣賞」を受賞した川村毅さん。野村さんと川村さんは、稽古前の段階から意見交換を繰り返し、戯曲の内容を磨いたという。

 同公演の見どころの一つは、舞踏家の麿赤兒(まろあかじ)氏率いる舞踏集団「大駱駝艦(だいらくだかん)」のメンバー8人が出演すること。単にダンサーとして作品を彩るのではなく、役者として作品創造に参加、舞台に出演することを考えている。

 野村さんは「ドン・キホーテは、ヒーローのように見えてヒーローではないが、狂言にも絶対的なヒーローは出てこず、『ずっこけた』人間に対する応援歌となっている。失敗しようが何だろうが構わない。信念のもと、ある種の閉塞(へいそく)感を打破しようという精神は魅力的で、現代に通じるものがある。そんな人物像をよみがえらせたいと思う」と語る。

 上演時間はホームページで確認できる。入場料は、S席=7,000円、A席=5,000円(高校生以下は半額)。チケットは世田谷パブリックシアターチケットセンターやプレイガイドで取り扱う。公演は3月16日まで。

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