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駒沢の「うずらカフェ」 うずらスイーツで地域の「新しい手土産」目指す

「うずらのプリン」

「うずらのプリン」

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 「うずらカフェ」(世田谷区駒沢1)が駒沢にオープンして3カ月がたった。

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 北海道産のウズラの卵を使ったスイーツを中心に販売する同店。室蘭市の「室蘭うずら園」が製造する「うずらのプリン」(480円)は、無投薬で飼育しているウズラの卵を使う。運営するグローバルグロサリー(千代田区)社長の高山憲吾さんは「ウコッケイの卵より各種ビタミンが豊富で、ビタミンA、ビタミンB、葉酸、DHAなども多く、特にビタミンB12は5倍もある。ウズラのような小鳥は早く成鳥になる必要があるため、卵内にビタミン群を多く蓄えている」と言う。園に隣接する牧場で朝搾った牛乳を新鮮なうちにアイスに加工した「うずらんアイス」(330円)も人気の商品。

 昼はカフェ営業もしており、看板メニューは「うずらのTKG(たまごかけごはん)」(300円)。5食限定の「室蘭やきとりTKG」(920円)なども用意しており、特別に調合された「うずらの卵かけご飯のたれ」がおいしさを引き立てる。

 17時以降は、北海道産のクラフトビールやワイン、クラフトジンを飲みながら北海道産の食材を中心に使った料理を楽しめる「うずらバル」としても営業。室蘭市出身でフードコーディネーターの店長が監修し、北海道産の素材を生かしたメニューを提供する。

 オープンから3カ月がたち、高山さんは「コロナ禍ではあるが、プリンやアイスといったテークアウト商品はあまり影響がないようで、リピーターの方も増えていて好調。東京では、常設で販売しているところはここだけ。北海道室蘭産のウズラの卵を使ったプリンやアイス、カステラなどが駒沢の新しい手土産スイーツとして人気となっているので、気軽にお立ち寄りいただければ」と話す。

 営業時間は11時~23時。月曜定休。

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