韓国料理店「韓国式豚焼肉 テジサン食堂」(世田谷区池尻3)が現在、無人販売の屋台を営業している。
新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言発出に伴い、仕事帰りの夕食需要を見込み出店した。軒先の無人屋台「豚山(テジサン)ポチャ」には、テジサン食堂で作る総菜などを並べ、客は屋台に設置された現金ボックスかQR・バーコード決済サービス「PayPay」で会計を済ませてテークアウトする。
メニューは、キムチ、魚のすり身を使う「韓国おでん(2本)」「韓国式クリスピーチキン(ヤンニョムソース付き)」(以上、500円)、韓国式いなり寿司「ユブチョバプ」(300円~)など。店内の電子レンジで温めにも対応する。
店主は「20時以降によく売れており、日本ではなかなか食べることができない韓国式のおでんやいなり寿司など、多くの方に喜んでいただけている。仕事の都合で夜にちゃんとした食事ができず困っている『夕食難民』の方も多いかと思う。そんな時は、韓国総菜でいつもと違った夕食を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
屋台の営業時間は17時~22時(土曜・日曜・祝日は11時30分~)。出店期間は緊急事態宣言が終了するまでを予定する。