池尻大橋にイタリアン「La BARBA（ラ・バルバ）」（世田谷区池尻3、TEL 03-6453-4320）がオープンして1カ月がたった。

牛肉のタリアータ

　オープン日は3月12日。席数は14席。店主の橋場秀仁さんは、中目黒「サルバトーレ」、六本木「イル・ボッロ」のほか、25年間フレンチやイタリアンの修行を経て独立。10年以上池尻に住んでいることから、この地に出店を決めたという。

　食材はなじみの業者から仕入れることで、客に提供する価格を抑えている。「現在、イタリアンは調理法などがフレンチに近づきつつあるが、最先端に行き過ぎず、古い物を大切にして、アットホームで気軽に入れる雰囲気の店を作りたい」と橋場さん。

　メニューは、毎朝店内で焼き上げる「自家製フォカッチャのブルスケッタ」（800円）や、「自家製ソーセージとレンズ豆のオーブン焼き」（1,200円）、「季節野菜とサルディーニャ産カラスミの自家製タリオーニ」（1,500円）、「牛ロースのビステッカ」（2,200円）など。ワインはイタリア産の赤・白合わせて約30種（グラス＝650円～）をそろえ、イタリアの土着品種のワイン「ペコリーノ（白）」（ボトル＝4,500円）なども提供する。

「仕入れによって日替わりのメニューも用意している。個性的なワインと一緒に楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は、17時30分～24時。日曜定休。