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三軒茶屋にハーブ料理カフェ 幼なじみ3人が古民家を改装

同店の「マスコットキャラクター」でもあるという斉藤正樹シェフ

同店の「マスコットキャラクター」でもあるという斉藤正樹シェフ

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 三軒茶屋にカフェ「KiMiDORi(キミドリ)」(世田谷区下馬、TEL03-6453-1818)がオープンして3カ月がたった。

(左下から時計回りに)「ドライグリーンカレー」「台湾餃子」「ガパオライス」

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 同店はシェフの斉藤正樹さん、バーテンダーの釜石倫明さん、植物やガーデニングツールを扱う会社を運営する斉藤太一さんの幼なじみ3人で開業。自分たちの店を持つという昔からの夢を実現させた。

 内装は、築60年以上の電器店兼民家をリフォームし、テーブルや椅子はそれぞれ形の違うアンティーク品で統一。壁面などはそのままで、1階の奥には「ビニールハウスをイメージした」という透明な屋根付きテラス風の席を用意。2階は、パーティー・宴会など、少人数の貸し切り個室スペースとなっており、プライベートな空間でゆっくりとくつろぐことができる。

 同店の特徴は、パクチー、バイマックル(ライムリーフ)、レモングラス、ミントなどのハーブを使ったメニュー。軒先でも栽培しており、「足りなくなったら、外から摘んで調理に使うことも」と斉藤シェフ。調理には浸透水を使っており、「素材本来の味を引き出してくれる」とこだわる。

 メニューは、パクチー・水菜・万能ねぎを散らした「ドライグリーンカレー」(1,500円、ハーフ=1,100円)、ホーリーバジルで日本人向けに味付けした「ガパオライス」(1,300円、ハーフ=1,000円)、ライムやミントを刻んでひき肉に合わせた「台湾餃子(ギョーザ)」(6個=700円)、メキシコ産の「ウチワサボテンのステーキ」(2,000円)など。

 ドリンクは、ミントを使った「モヒート」(850円)、「グラスホッパー」(900円)などのカクテルや、海外ビール、ビオワインなどをそろえる。土日限定のランチメニューは、サラダ・小皿料理・ドリンクが付いた「ガパオライス」「グリーンカレー」「レッドカレー」「冷やしトマト麺」「角煮丼」(以上1,300円)などを週替わりで提供する。

 ふくよかな体格の斉藤シェフは、自他共に認める同店のマスコットキャラクター的存在。「この見た目だから、よく『おいしい料理を作りそう』と言っていただける。体格のわりに声が小さいが、カウンターに座って気軽に話し掛けてほしい」と話す。

 店内のBGMはDJ経験のある斉藤シェフ自ら選曲し、ジャズ・ヒップホップ・ラウンジなどを流す。斉藤シェフは「ハウスをかけながら、タテノリで料理しながら踊っている。お客さんもスタッフも一緒に盛り上がって楽しめる店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、平日=17時30分~23時、土曜・日曜=11時30分~15時。月曜・第2第4火曜定休。

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