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池尻大橋におかゆ専門店 一杯290円~、おかゆ文化の定着目指す

豊富なラインナップのおかゆ

豊富なラインナップのおかゆ

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 おかゆ専門店「CAYUZO(カユゾー)」(目黒区大橋2、TEL 03-5738-8499)が11月5日、池尻大橋にオープンした。運営は「LIC」(神奈川県川崎市) 。

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 同社社長の近藤学さんは10年前、大学卒業後にCM業界へ。激務で偏った食生活を送っていた中で、スタジオのケータリングで食べたおかゆに感動し「これなら毎日のように食べられるな」と感じたという。その後、飲食業界に転身。旅行で訪れた香港の朝食の「すさまじい活気と、ハワイのオーガニック専門スーパーマーケットの圧倒的な規模感」を目の当たりにしたことから、同店のオープンに踏み切った。「ヘルシーかつ罪悪感の少ない外食カルチャーが、確実に求められていることに気が付いた」という。

 池尻大橋に出店した理由は、「渋谷を中心に中目黒、恵比寿、代官山などカルチャーの中心と接していつつ、住民、ビジネスマンが混在しているところに何かが生まれるポテンシャルを感じ、魅力的だと思った」と近藤さん。

 おかゆに使う米は、秋田のブランド米「めんこいな」。鶏だし、貝柱だし、生姜で炊いて優しい味わいに仕上げた。おかゆには好きなトッピングを加えて、自分好みの一杯にカスタマイズも可能。ヘルシー感の強いものだけではなく「上削花鰹×もろみ」「八角煮×パクチー」「アラブ調味料デュカ×海老アボカド」の組み合わせなどバラエティー豊かなラインアップ。「より日常的に食べてもらえるように」と、価格はシンプルな白がゆが290円、フルセット(ドリンク、サラダ、一品料理、デザート付き)が740円~とリーズナブルな設定にしたという。

 メニューは、「ベーシック」(290円)をはじめ、「台湾粥」「チキンクラシック」(以上580円)、「鰹クラシック」(650円)などのほか、「台湾風カツ」(200円)など一品メニューも用意する 。

 今後の目標について近藤さんは「おかゆを日常的に食べるカルチャーをクリエートすること。夜はお酒も提供し、『集める』ではなく『集まる』場所にしたい」と意気込む。

 営業時間は7時~20時(11月は10時~)。日曜定休。

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