食べる 暮らす・働く

三茶のクラフトビール専門店が一新-名物のデンマークホットドッグも

オリジナルグラスに注がれたクラフトビール

オリジナルグラスに注がれたクラフトビール

  • 0

  •  

 三軒茶屋のビール専門店「Pigalle(ピガール)」(世田谷区太子堂2、TEL 03-6805-2455)が10月、クラフトビールを飲める・買える店として業態を一新した。

新たに導入した「ボトルショップ」。

[広告]

 坪数は5坪。近年注目されているクラフトビールの中でも、ヨーロッパビールに特化している同店。ビールを通してヨーロッパの"今"と"昔"を感じてほしいとの思いから、クラシカルなビールと最新のビールの両方を取り扱う。
担当者の山田英博さんは、横浜のクラフトビール専門店に5年間勤務した経歴を持ち、三軒茶屋に開店した理由については、「渋谷から2駅という好立地でありながら、本格的なビール専門店がなかったことに気づき開店を決意した。また、サンバや大道芸といったお祭りが数多くあり、街がいつも楽しくにぎやかなことがよかった」と話す。

 同店の業態を一新した経緯について「種類、味わい、バラエティーの豊かさに加え、作り手の強い思いが詰まったクラフトビールは何より魅力的。今のクラフトビールブームが終わったとしても、ビールをしっかり根付いたものとして『自宅のテーブルの上まで』ビールを届けたかった」と話す。

 お薦めメニューは、最先端のヨーロッパビールである「Hipster Ale/EVILTWIN BREWING (デンマーク)」(1200円/800円)、「Aviator Ale/Flying BREWEY (スウェーデン)」(1,100円)、「ABBOT ALE(英国)」(1100円/800円)。そのほかに英国で親しまれているりんご酒「DEVON SCRUMPY/Sandford Orchard(英国)」(1100円/800円)のようなサイダーもドラフト(樽生)で用意。

 クラシックなビールである「Plak-Bier Hefeweizen (ドイツ)」(1350円/850円)、「St.Bernardus Wit(ベルギー)」(950円)と日本のクラフトビールである「大吟醸政子/反射炉醸造所(伊豆)」(950円)なども。

 食事には、海外のものと日本のチーズを共に取りそろえている。人気商品である「テット・ド・モワンヌ(スイス)」、「ブリー・オ・グランマルニエ(フランス)」のほか、江丹別の青いチーズ「茶臼岳(那須高原今牧場)」、「りんどう(那須高原今牧場)」。1種600円、2種1,100円、3種1,300円から販売する。

 また、名物である「デンマークホットドッグ」(500円)は、中をくりぬいたパンに、ソーセージを刺したデンマークのストリートフード。コペンハーゲンにある、有名ホットドッグスタンドとのコラボや、今年の「三茶de大道芸」にも出店を果たした。

 来店客の多くは、主に30~40代の方が中心。「最近では好奇心旺盛な20代の方がぐんと増えた」と山田さん。

 今後について、「ヨーロッパはもちろん、日本国内のクラフトビールやクラフトサイダーも、常時7種ほどドラフトで用意し、商品はその時々で入れ替えていく」とし「軽く一杯、じっくり一杯はもちろん、ボトルショップで一本買うだけでもぜひ」と来店を促す。

 営業時間は、火曜日~土曜日は16時~25時。日曜日・祝日は、14時~22時。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース