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三軒茶屋の居酒屋「久仁」が40年の歴史に幕 ネットで惜しむ声も

最終日の5月31日、閉店を惜しみ列をつくる来店客

最終日の5月31日、閉店を惜しみ列をつくる来店客

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 三軒茶屋の居酒屋「久仁(くに)」(世田谷区太子堂3)が5月31日、約40年の歴史に幕を閉じた。

閉店後に店頭に貼り出された「久仁」からのあいさつ文

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 三軒茶屋と下北沢の中間という立地ながら、17時の開店時間からすぐに席が埋まり、連日たくさんの常連客で賑(にぎ)わっていた同店。1本100円のモツ焼きや300円の酎ハイなど、リーズナブルな価格設定と、古き良き大衆居酒屋を思わせる佇(たたず)まいが人気となり約40年間、地元客らに愛されてきた。

 常連客から閉店のうわさが広まった5月には、外に入店を待つ客の姿が目立ち始め、営業最終日の31日には、開店前から長蛇の列ができた。

 ツイッターでは「久仁閉店はショックでかい」「私のオアシスが…」「あまりのショックに唖然(あぜん)」「店は超汚かったけど焼きとん、特にレバーが最高でした。長い間、お疲れさまでした」「近所で安心して呑める酒場がなくなるのは寂しいですが、沢山の想い出をありがとうございます」 (以上、原文ママ)など、閉店を惜しむ声が寄せられた。

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