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三軒茶屋で温水洋一さんら出演の演劇 現代社会を「ガラクタ」で表現

出演の溝端淳平さん、温水洋一さん、忍成修吾さん(左から)

出演の溝端淳平さん、温水洋一さん、忍成修吾さん(左から)

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 三軒茶屋・世田谷パブリックシアター(世田谷区太子堂4、TEL 03-5432-1526)で11月26日から、演劇「管理人」が上演される。主催はせたがや文化財団。

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 ノーベル文学賞を受賞した劇作家、ハロルド・ピンターの代表作(1959年発表)を、劇団「モナカ興業」主宰の森新太郎さんが演出した同作品。溝端淳平さんと忍成修吾さん、温水洋一さんによる3人芝居となっている。

 ロンドン西部のガラクタで溢れた部屋で、ガラクタを拾い集めるアストン(忍成さん)、ガラクタを処分したいアストンの弟ミック(溝端さん)、ガラクタ同様に拾われてきたデーヴィス(温水さん)が、自分の居場所を巡って行う、駆け引きや闘争を描いた内容だ。

 同作品は、英ナショナル・シアター調査の「20世紀の英語戯曲」で9位にランクインするなど、ピンターの代表作として知られている。演出の森さんは「滑稽なせめぎ合いの様は、われわれが生きている現代社会そのものかもしれない」とコメントを寄せている。

 開演時間は日によって異なる。入場料は、一般=6,500円、高校生・24歳以下=3,250円。問い合わせは世田谷パブリックシアターチケットセンター(TEL 03-5432-1515)まで。12月17日まで。

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