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三軒茶屋で3.11復興イベント 歩行者天国で産直カキなど販売

産直のカキやホタテをその場で焼き上げる

産直のカキやホタテをその場で焼き上げる

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 震災復興イベント「おがれ東北!第6回 『牡蠣小屋in三軒茶屋』」が3月10日、三軒茶屋のバル「taverna ichi(タベルナ イチ)」と「BAR GLIKO(バー グリコ)」、多国籍料理店「Benvenuta(ベンベヌータ)」前の歩行者天国で開催される。

昨年の様子

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 仙台市出身で三軒茶屋在住の山形呼(よべる)さんと妻のまどかさんが中心となり、多くの仲間の協力の下、東日本大震災の復興支援を目的に2014年から続く同イベント。被災地の南三陸町から仕入れた食材を使い、売り上げの利益全額を復興支援金として被災地に寄付する。昨年は150人が参加し、南三陸町へ15万円を寄付した。

 昨年を振り返り山形さんは「昨年は今まで以上に通りすがりの方や、ネットニュースを見て来た方などが増え、より一層地域イベントとしての感じが強まったと思う。今年は新たに多国籍料理店の協力も決まり、東日本大震災を思い出す時間を共有する輪が広がればうれしい」と話す。

 一方で「南三陸町では復興が進んでいるものの、震災後に地元を離れる人も多く、高齢化や核家族化などの新たな問題が発生している。新しい南三陸町として安定した環境になるまでは、多くの時間やサポートが必要な状況が続いている」とも。

 当日は、歩行者天国の店舗前で、南三陸町の漁協から取り寄せた新鮮なカキやホタテを使い、焼きガキや生ガキ(以上300円)、焼きホタテ、宮城県の地酒(以上500円)などを販売する。今年からはオリジナルロゴの入った「チャリTシャツ」(3,000円)の販売も。

 イベント開催に向けて山形さんは「震災の記憶を風化させないよう、被災地のおいしいカキやホタテを食べながらチャリティーに参加していただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時30分。

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