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三軒茶屋にサンドイッチ店 元数学教師が開業

「MALUサンド」

「MALUサンド」

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 サンドイッチ店「MALU。-パンと野菜のお店-」(世田谷区三軒茶屋2)が12月6日、三軒茶屋のフードホール「FORTMARKET三軒茶屋」内にオープンした。

「MALU。-パンと野菜のお店-」店舗

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 店主の縣(あがた)紀子さんは、数学教師として大阪府の中学校に8年間勤めた後、パン店のオーナーになる夢をかなえるべく上京。半年間都内のベーカリーで働いた後、サンドイッチ店「MALU。」(千代田区)を開業。「MALU。」を閉め、現在は都内の青果店でアルバイトをしながら新店舗「MALU。-パンと野菜のお店-」を切り盛りする。

 縣さんの実家は米や葉物野菜を栽培する専業農家。同店のコンセプトは、「つくる。たべる。つながる。」。縣さんは「生産者の方々が、愛情込めて育ててくれた野菜たちを、新鮮なうちにお客さまにおいしく食べてもらいたい。作る人と食べる人をつなぐ場所、生産者のことを知ってもらえる場所を作りたい。そこで、私が大好きなパンと一緒にお届けしようと思ったのが全ての始まり」と話す。

 パンは、イタリア産の小麦粉、米粉、大豆粉をブレンドしたものを使い、高加水・長時間発酵で作る。そのため「粉の味も楽しめるもちもち食感のパン」ができるという。「さらに、小麦粉だけを使ったものよりヘルシーで栄養価が高いのも特徴」と縣さん。

 メニューは「MALUサンド」(600円)、「無農薬抹茶使用グリーンスムージー」(250円)、「イタリア発の新感覚ピザ!本日のデザインピンサ」(200円~)など。

 縣さんは「三軒茶屋にはすてきなパン屋さんが多く、人通りも多いのでたくさんの人に食べてもらえると感じ出店を決めた。ぜひ体にうれしいランチ、デザートを食べに来てほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~15時。日曜定休。

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